池波正太郎/男の作法

池波正太郎の伝説的なエッセイ”男の作法 (新潮文庫)”。
ビールの飲み方から、家の建て方、着こなしまで・・男の粋な生き様を説いた本。
今の時代と合わない妙な居心地の悪さを感じたりもしますが・・。

有名なパンチラインが数々出てきます。

”てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べろ”

”ビールはちょっとづつ自分でコップに注いで、チョロチョロ呑むのがよいんだよ”

色々なトコでサンプリングされているアレやコレの元ネタです。

池波グルメエッセイファンの僕は・・
池波正太郎の銀座日記や、味と映画の歳時記の方が好きですが・・。

キラリと光る一項があります。それは・・”男の磨き方”という項・・・。

人のキャラクターはほぼ幼児体験で決まる。
しかし、成人した大人が自分を磨く為には・・

『できるだけ若いうちに死を意識すること』

これに尽きるそうだ・・。

妙に納得した。

死を意識してこそ輝く生。
今を生きるために人生の有限を悟る。
もっとも大切な男の作法だと思う。

ちなみに女性にもお勧めの一冊です。


Steve Reich/Drumming

Steve Reichのアルバム”Drumming“からPartⅢ。

実は前衛音楽としてのミニマルミュージックにハマったきっかけのアルバムです。
ライヒのアルバムの中でも最もどこまでもゆっくり楽しめる作品って多くなくて‥。
いろいろと視聴しては結局購入しなかったのですが、これは一発で気に入ったアルバム。
実は録音や尺も含めて下記でお奨めしている新録ver.は最も優れた作品ではないでしょうか?

このDrummingはライヒがアフリカンパーカッションに惹かれて作った作品らしい。
ポリリズムで攻めた展開も見せますが、全体的には期待以上の覚醒度高め。

アルバム冒頭から聴いていくと見事全てのトラックで全部ハマれます。
天を目指して駆け上がっていくようなPartⅢのあたりでが最高。
春から夏にかけて特に気持ち良い。今の時期お薦めです。

このライブ、ビジュアルも凄いですよね。


余は如何にしてナショナリストとなりし乎を読んで

地方出身者で、自分の郷里を誇れる人が好きだ。
きっとそういう感情の源泉は福田和也の言うところのナショナリズム。

 

いきなり香ばしいタイトルのポスト(笑
福田和也の余は如何にしてナショナリストとなりし乎
友人から借りて読んだので、印象に残った箇所を箇条書き&感想を・・。

タイトルは内村鑑三の著書『余は如何にして基督信徒となりし乎』から。
不敬事件で有名で左翼に分類される人物の著書からサンプリング。洒落てる。

印象
・国家主義的な民族意識の高揚とは対極。イデオロギーに関係ない本。

福田和也の定義するナショナリズムは・・
生まれてから享受した家族・友人・恩師などの人。
自然・生活などの環境。言語・文学・音楽などの文化。
それら全てを含み、自分を自分たらしめている全ての環境に対する愛情。

文章を書く、音楽を作る、思想を述べる・・
全ての創造を行う以上、これらの環境の影響は必ず現れる。
その創造の元となる先人、環境への感謝はナショナリズムだ。

内村鑑三もその思想の根底にはナショナリズム(その地への愛情)がある。
民主主義の発祥はフランス革命。
右派・左派の発祥は革命後の議会で議事長席から見て、右、左どちらに座ったか。
その主張が保守(右側)、急進左派(左側)から来ている。
民主主義革命をおこしたフランス・右派・左派ともに彼らはナショナリスト。
国を想う気持ちから、国民皆徴兵制を主張したのはむしろ左派。

感想:
全体的には走り読みで本を読んじゃう自分にとっちゃ難しい本で・・
何度も読み返してますが、なかなかストンと頭には入って来ない本でした。

日本という国に対する愛情や先人への感謝の心。
利己的な時代。こういった感情が薄れていく中・・。

3.11以降、国というか・・自分が生まれた場所や人を想う気持ちが強くなった。

その愛情の源泉を整理する一助となる本。


SONYのMDR-EX300SLの感想

今までで最安値(2900円!)のインナーイヤーヘッドフォン。

Sony EX300SLを買ってみたら凄くよかったので紹介。

 

 

年に1度は(ひどいときは6ヶ月に一度)は買い換えるインナーイヤーヘッドフォン。
断線・紛失・故障・・幾多の困難がありますよね。

音楽が日常にある生活は最早止めようがない現代の贅沢ですが・・。
インナーイヤーにはお別れの苦い思い出が多く・・。

ハイエンドを買うのは止めてます。。

清水の舞台・・いやいや、ナイアガラの滝から飛び降りて・・
3万円のortofonのヘッドフォンを買った事もあった。
素晴らしい音質だったけど寿命1年・・。最後は紛失でした・・。

その後、全体的には9,000円~14,000の価格帯の商品が満足度高くて好き。
コスパ的にはaudio technica推しでこれまで2代続けてテクニカ。
ですが、世の中のtechnica人口のあまりの増加に・・
それで・・って訳でもないですが、今回は初のsony製品を買いました。

視聴でいつも訪れているのは渋谷のヤマダ電機Labi。
地下一階に移ったヘッドフォンコーナー。ちょっと狭くなりましたが・・。

実は2,3ヶ月に一度はここでヘッドフォン視聴してます。
付き合う時間の長い道具、かつコストとパフォーマンスが一致しない・・
と個人的には思えてしょうがない商品なので、セレクトを大切にしてます。

今回はミッチリ1時間30分。さまざまなヘッドフォンを20種くらい視聴。

そんで今回選んだのはSony EX300SL
実は今まで選んだ物の中で圧倒的安価で手に入れました。

なんとamazonで3000円を切ります!2900円!
今まで買ったヘッドフォンは3つ買えるお値段・・・。。

ただ、ちょっと過去モデル。ゆえに在庫はかなり少ない。
たぶん1ヶ月もしない内に売り切れるでしょう。
Labiでは視聴用があったけど、販売用が売り切れ・・。
んで買わないで帰ったら、ネットで超安く売ってたっ。。。

こんな音楽を聴く人に向いてると思います。(個人の意見です)

・Dance Music(特にDeep House/Detroit House/Dub House)
※中でもサンプリングとキックの厚みとヌケを気にする方。
テクノ系でもハイファイなヌケを気にされる方にはちょっと向かない。

・Rock(特にオルタナと呼ばれる種類の物)
※クラウトロックなどの反復物。メジャー系既に音の良い曲も。

反対に僕が最近ハマってるピアノジャズなどはダメです(笑
繊細さな広がりとかは無視されたチューニング。(に、感じました)

AKAI MPC2000・・なサンプリング・ダンスミュージックの黄金期に慣れた世代。
暖かさとダンスとブラックネスを求める方。
テクノでも、生演奏が絡むような・・デトロイトとかそっち系。
ミニマルソーセージばっか聴いている方はちょい違うかも・・・。

とにかく・・コスパが抜群に良いインナーイヤーだと思います。

価格.comで調べた感じだと、amazonが送料無料も入れると最安値。
気になった方は是非ゲットしてみては?


Future Music In studio

この番組、色々な人のバージョンがyoutubeにアップされてて制作と英語の両方のお勉強に最適。
制作やってる人なら専門用語っていうか、日本でもそのまんま使われている単語多いし‥
英語のレベルに関わらず意味理解できるカモ。