2009年12月24日

スライ&ザ・ファミリーストーンの伝説 人生はサーカス を読んで

ぼくの周囲で局地的に話題になっていた・・Sly Stoneの自伝書をやっとゲット。

スライ&ザ・ファミリーストーンの伝説 人生はサーカス

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生まれた環境から青年時代、スターダムにのし上るまで・・。
ドラッグズが原因での堕落からホームレス生活・・。
そしてなんとか復活の入り口に立っている・・と思われる現在の生活に至るまで。
貴重な本人の弁や、周囲のスタッフ、マネージャーにまで取材を行っています。

僕はSlyの音楽の成り立ち方。
バンドを維持するに為に動き回る本人やその周囲の人たち。
その人間模様を知った上で生まれた・・あの素晴らしい楽曲達がまた更に好きになりました。



本の中で僕が最も引き込まれたのが他のミュージシャンとの交流です。
特にSlyと70年代にはドラッグを決めてたアーティスト達・・。
マイルス・デイビスやジョージ・クリントンとのセッションの様子は非常に生々しい。
あの病的なまでに粘着質なグルーブ。
あれは、こういったミュージシャンとのセッションや人としての関わり合い・・。
そしてこんな事を書くと問題かも・・ですが・・。そのドラッグ経験から生まれているかも。
とにかく言えることはミュージシャンとしてしての業を背負った人間だな、という事ですね。

僕はローリング・ストーンズのロン・ウッドの自伝も読んだ事があるんですが・・。
スライはロン・ウッド宅に集まってドラッグをキメていたミュージシャン仲間の一人として出てきます。
どんだけドラッグスとミュージシャンが関わり合いを持っていたか・・という事ですよね。

でも・・そのツケは80年代、90年代を通じて薬物からの更生施設への入退院を繰り返し・・。
そして、ひとり、またひとりと彼の元を付き合いのあった人間が去っていくことで払い始めます。

むしろ・・現在も彼はその当時のツケを払い続け、音楽の歴史から姿を消しています。

スライ・ストーンは暗黒のドラッグ中毒時代に元マネージャーに全ての楽曲の権利を譲渡しています。
その代わり生活を元マネージャーが管理する・・。という契約を結んだそうなんですが・・。
その契約は履行されず・・。
訴訟を起こす費用もない為に現在も経済的には相当ギリギリな環境にあるようです。

今は支援してくれる人達と共に楽曲制作も行っています。
ぜひそれらの楽曲を引っさげて、また世界中にSlyの音楽を届けられるくらいに復活して欲しいです。




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